七草粥っていつ食べるの? そもそも七草って何?

あっという間にお正月ムードで楽しいイベント盛りだくさんの三が日も過ぎてしまいましたね。

非日常モードもひと段落して、すっかりせわしない日常モードをお過ごしの方も多いのではないでしょうか?

そんな中でちょこちょこ耳にするのが「七草粥」ですが、どうして”おかゆの日”がわざわざあったりするのか疑問に思ったので、今回は「七草がゆ」について色々と調べてみたのでお話したいと思います。

そもそも七草とは?


実は七草には春と秋の2種類があり、どちらも効果効能のある和製ハーブ7種類のことを言います。今回ご紹介するのは最もメジャーな春の七草です。

⑴ セリ : 目の充血&めまい予防



⑵ ナズナ : 消化機能を整える



⑶ ゴギョウ : 咳止め&痰切り



⑷ ハコベラ : 胃炎&胃腸



⑸ ホトケノザ : 筋肉痛



⑹ スズナ (かぶ) : 胃腸を整える&解熱



⑺ スズシロ (大根) : 胃腸の働きを補助
ちなみに食べて楽しむ”春の七草”とは異なり【はぎ・おばな(ススキ)・くず・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・ききょう】と秋の七草”はキレイなお花を見て楽しむのが一般的です。

いつ食べるの?

七草粥”は平安時代から続く「人日の節句」(1月7日)の朝食に食べるのが一般的です。

おかゆは中国からの伝来品のひとつ

御伽草子の七草草子に説話も語られているそうです(Wikipedia参照)

■邪気を払い、新年の無病息災を願った”おまじない”のような意味を持った行事食

などなど、現代とは意味合いが異なった部分もありますが…
お正月に食べたご馳走やお酒、そして不摂生で疲れた胃腸を労ったり、不足しがちなビタミンやミネラルなどを補う目的もあって、白米よりも消化が良く胃腸の負担になりにくいおかゆにして食べるのは健康的で、美容にもダイエットにも良いことですね。

キッコーマンの公式ページに「七草がゆん豆知識」というものあったので貼っておきます↓

https://www.kikkoman.co.jp/homecook/college/10shoga/nanakusa.html

七草ってどこで売ってるの?

もともとは自力で野山から採取したり、準備する順番や作法など様々あったようですが、現代社会でルーツのままを実行するのは非常に困難かと思います…。

特別大型なスーパーでなくてもお野菜コーナーの葉物エリアや季節野菜エリアなどに「七草セット」としてパック詰めされたものが多く取り扱われています。 たまにコンビニの野菜コーナーにすら見かけたりもするので良かったらお散歩がてらチェックしてみてください。

七草粥の作り方&アレンジいろいろ

薄塩味がメジャーですが、インターネット上でも様々なアレンジ方法も溢れていますので、基本と合わせていくつかピックアップしたいと思います。

【基本編】

https://www.kurashiru.com/recipes/3d5ea450-1f22-49c2-b372-63fb33fdb789

https://www.kurashiru.com/recipes/0b425130-1647-435b-a3d5-d87dadf5b529?source=yahoo&search_index=2&query&bucket=algo_long1

【アレンジ編】

https://www.kurashiru.com/recipes/ac7c2cb4-d2b7-4fb4-8214-3db5bf796190?source=yahoo&search_index=3&query&bucket=algo_long1

https://delishkitchen.tv/recipes/177191738710950292

https://mi-journey.jp/foodie/55680/
基本のお粥が面倒な場合は、お鍋にご飯+お水を入れて火にかけてから好みの硬さや加減にし、そこへ七草セットを刻んだりして入れるだけでも”七草雑炊”になってしまいますが、雰囲気は充分楽しめるかと思います。 キングブ簡単アレンジ=めんつゆ&卵を投入するだけで作りすぎて味にも飽きたお粥が見事に美味しくなります☆

個人的には土鍋で大量に炊いた白がゆに七草セットを入れたオーソドックスタイプを朝食にして、シャンタン・ナンプラー・白ごまだったりを適当に味を見ながら投入して作る”いい加減なエスニック風七草粥”にビールを合わせお夕飯にしたりすることが多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

思い返せば幼少期に「せりなずなー……春の七草♪」なんて覚え歌?歌ったような遠い記憶を思い出したりしました。

他のイベントと異なりお財布にも胃腸にも優しいので、良かったらお試しください☆

 

ご覧下さりありがとうございました!

See you later!